代理の祈りとは?

その場に居ない誰か(以下“本人”)のために代理となって祈ります。代理になる人(以下“代理人”)は、次の点を意識してください。

代理となるための条件:

  • 新生した神の子であること。
  • 本人の罪に関与していないこと。
    • 代理となる前に「魂の傷からの癒しと回復の祈り」を終わらせていること。

代理の祈りのための準備:

 代理の祈りは聖書的です。罪のないイエスが、私たちのために罪となって十字架にかかってくださった時(2コリント5:21)、イエスは神の「代理」の原理によって私たちの代わりとなられました。あなたがその場にいない人の執り成しをする時、あなたは神とその人との間に立ち、神の前にその人のための石垣を築くことになります(エゼキエル22:30)。

 代理人としての自覚ができたら、以下を声に出して祈ってください。

 「天の父なる神様、私は(名前)のための代理としてあなたの元へ来ました。イエス、ヤシュア・ハ・マシィアの御名によって、私自身を彼(彼女)として名乗ります。」

 そして、祈りのカウンセラーは本人がその場にいるかのように祈ります。代理人は、自分が本人となり、「彼(彼女)の立場」にいることをセッションの間自覚してください。

 このセッションの中で、特定の霊が追い出される時、あなたは実際に「解放」を感じるかもしれませんし、何も感じないかもしれません。一番大事なのは、主イエスキリストの権威と力へのあなたの信仰です。

 セッション終了後は、必ず以下の宣言で締めくくってください:

「私はもう(名前)ではありません。私は(自分の名前)です。」

 もし、本人が新生していない場合、その人の自由意志を敵の束縛から解放してください。代理の祈りは、束縛からその人を解放し、その人が自由意志を行使出来るようにするためのものです。そして、救われて主に仕えたいと望むように、彼(彼女)の心と思いが整えられよう聖霊に求めてください。その人の救いのために、後半の 「御言葉に基づいた執り成しの祈り」を捧げてください。そして、本人が自分から神に向き直り、祈りを捧げられるように執り成しを続けてください。

 効果的な代理の祈りには、本人に対しての愛と憐れみが必要です。もし、本人との何らかの有害な関係や、否定的な感情がある場合、代理人はその人を赦し、辛い記憶から癒されなければなりません。

 例を挙げると、ある女性が不誠実な夫の代理としてやってきました。彼女は情欲と姦淫の霊に、夫から出て行くよう命じました。彼女の中に苦々しい思いを感じた祈りのカウンセラーは、まず夫を赦すようにと彼女に言いました。彼女は拒否しました。言うまでもなく、この代理の祈りに効果はありませんでした。

 一方で、神の愛と憐れみに満ちた代理の祈り手を通して、多くの素晴らしい奇跡が報告されています。あなたは、神の力が流れるための神の愛のパイプとなるべきです。祈りの結果は、あなたの信仰と愛次第だということを覚えていてください。

私は神の中に生き、動き、存在しているのです。イエスが主です!!
(使徒17:28私訳)

ホーマン愛子博士「奇跡の中で生きる」より抜粋


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